バス会社の事務職はきつい?仕事内容・メリット・デメリットを現役目線で解説

運行管理者

「バス会社の事務職に興味はあるけれど、きつい仕事なの?」

就職や転職を考えている方なら、一度は気になるポイントではないでしょうか。

バス会社の事務職はデスクワークだけではなく、営業所全体を支える重要な仕事です。そのため、忙しい日や責任の重い場面もあります。

一方で、地域交通を支えるやりがいや安定した環境など、多くの魅力もあります。

この記事では、バス会社で事務職として働く視点から、「きつい」と言われる理由やメリット・デメリットを詳しく解説します。


バス会社の事務職はきつい?

結論から言うと、楽な仕事ではありません。

ただし、「体力的にきつい」というよりも、責任の重さや臨機応変な対応が求められることが多い仕事です。

営業所では毎日さまざまな出来事が発生するため、予定どおりに仕事が進まない日も当然あります。


バス会社の事務職がきついと言われる理由

① イレギュラー対応が多い

バス会社では、毎日同じ仕事だけをしていれば良いわけではありません。

例えば、

  • 運転士の急な体調不良
  • 車両故障
  • 事故対応
  • 悪天候によるダイヤの乱れ
  • 道路工事やイベントによる運行変更

など、急な対応が必要になることがあります。

状況を整理しながら優先順位を考えて行動する力が求められます。


② 責任が大きい

営業所では、一つの判断が運行全体に影響することがあります。

特に運行管理業務では、

  • 点呼
  • アルコールチェック
  • 勤務時間の確認
  • 運転士の体調確認

など、安全運行に関わる重要な業務を担当します。

確認漏れが事故につながる可能性もあるため、責任感が必要です。


③ 人と関わる機会が多い

事務職と聞くと、一日中パソコンに向かう仕事を想像する方もいるかもしれません。

しかし実際は、

  • 運転士
  • 整備士
  • 本社
  • 他営業所
  • お客様
  • 行政機関

など、多くの人と連携しながら仕事を進めます。

コミュニケーションが重要な仕事です。

特にお客様や運転士とたくさん話します。それ電話かけてる間に調べればすぐわかりますよ・・・みたいなこともすぐ電話で聞かれますから、めちゃめちゃ話します。特にお年寄りはお話したい人いっぱいいます。


④ シフト勤務の場合がある

営業所勤務では複数の泊まり勤務に若干変則的な日勤勤務などの勤務があります。

早朝勤務や遅い時間帯の勤務がある会社もあるため、生活リズムに慣れるまでは大変に感じる人もいます。

しかも、ちょっと回数も多かったりしますので慣れるまではかなりストレスかもしれません。


バス会社の事務職のメリット

① 地域交通を支えるやりがいがある

自分が直接バスを運転するわけではありませんが、安全運行を支える重要な存在です。

事故なく一日が終わったときには、大きな達成感があります。

地域に貢献するという意味では、鉄道より強いかもしれません。私も就職した理由はこれが一番大きいです。


② 安定した会社が多い

路線バス会社は地域インフラを担っています。

景気の影響を受けることはありますが、比較的安定して働きやすい会社が多いのも魅力です。

余程な事が無い限り、会社が潰れることはないです。基本的に走らせていれば人は乗ってもらえますので。


③ 幅広い仕事を経験できる

配属先によっては、

  • 運行管理
  • ダイヤ作成
  • 人事
  • 総務
  • 経理
  • 企画

など、さまざまな業務を経験できます。

キャリアの幅が広がりやすい仕事です。

特にダイヤ作成をしたりする部門はTHEバス会社っていう感じですごく楽しいです。


④ 資格取得でキャリアアップできる

例えば、

  • 運行管理者(旅客)
  • 第一種衛生管理者
  • 簿記
  • 危険物乙4類

などの資格を取得すると、担当できる業務が増え、キャリアアップにつながる可能性があります。

もしかしたら他の仕事でも使えるものかもしれませんので、持っていれば得です。

むしろ、最近はどんどん会社で取得させられます。


バス会社の事務職のデメリット

① 忙しい時期がある

年度替わりや大型連休、悪天候の日などは通常より忙しくなることがあります。

経験上、晴天の日曜日が一番平和かもしれません。笑


② プレッシャーを感じる仕事もある

運行管理や事故対応では、迅速で正確な判断が求められます。

責任の重さを感じる場面も少なくありません。

運行管理責任者となれば、「やっべ、これどうしよう。」って思うことたくさん出てきます。


③ デスクワークだけではない

電話対応や営業所内の調整、現場確認など、席を離れて動くことも多くあります。

「パソコン作業だけをしたい」という人にはギャップを感じるかもしれません。

デスクワークを想像していると意外とそうではない事の方が多かったりします。


バス会社の事務職に向いている人

次のような人は向いています。

  • 人と話すことが好き
  • 責任感がある
  • 臨機応変に対応できる
  • チームワークを大切にできる
  • 地域に貢献する仕事がしたい
  • コツコツと確認作業ができる

バス会社の事務職に向いていない人

反対に、

  • 人と関わることが苦手
  • 確認作業が嫌い
  • 急な予定変更が苦手
  • 責任ある仕事を避けたい

という人は苦労する場面があるかもしれません。


よくある質問(FAQ)

Q. バス会社の事務職は残業が多いですか?

会社や配属先によって異なります。

営業所では繁忙期やトラブル対応で残業が発生することがありますが、通常時は比較的落ち着いている職場もあります。

経験上、営業所の規模によります。デカい営業所に行けば、大変なので残業も多くなりますが、その分給料も多くなりますので悩ましいです。


Q. 未経験でも働けますか?

はい!

未経験歓迎の求人も多く、入社後の研修制度が整っている会社もあります。

むしろ、デスクワークのごりごりの営業職からやってきたなんて方もいらっしゃいます。

全然気にしなくて大丈夫です。


Q. 女性でも働きやすいですか?

はい!

総務・人事・経理・企画・運行管理など、さまざまな部署で女性も活躍しています。

近年では、国の補助金等の条件の中に「女性向け」みたいなものが多く含まれるようになってます。そのため、会社も女性が就業しやすい環境を整えるところが多くなってきています。

慣れるまでは体力勝負みたいな部分も若干はありますけども。


まとめ

バス会社の事務職は、「きつい」と言われることもありますが、その理由は責任の重さやイレギュラー対応の多さにあります。

一方で、

  • 地域交通を支えるやりがい
  • 安定した環境
  • 幅広い仕事を経験できる
  • 資格取得によるキャリアアップ

といった魅力も多くあります。

「人を支える仕事がしたい」「社会インフラに関わる仕事に興味がある」という方には、とてもやりがいのある仕事です。

就職・転職を考えている方は、仕事内容だけでなく、自分の性格や働き方に合っているかもあわせて検討してみることをおすすめします。

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